公認会計士、税理士です。
簿記の話になりますが、簿記上では価格は
材料費
人件費
経費
に 利益 を加えたもので決定されます。
この利益をいくらにするかは経営者の判断によるものですが、
プラスにすることもあれば
ゼロ
またはマイナス
ということもあります。
広告宣伝的な意味合いとして
利益ゼロ、またはマイナスということもありますが、
戦略に基づかない限り、長期的にはできません。
また価格は相場、競合他社、営業面などいろいろな要素も絡みます。
この辺りの話は書くと長くなるので別の機会に。
で、私もいろいろな方と仕事上のお付き合いがありますが、
上記のような価格決定プロセスを無視しして、
いきなり
「安くして」
と言ってくる方がいます。
インターネットでのお申し込みの方が多いです。
言葉を変えれば
私との面識がない方
信頼関係がない方です。
こういう方って、会って話をしてみると
新規に起業する
自分の事業が順調に行くか不安
お金が足りるか不安
だから支出は抑えたい
でも税理士みたいなプロのサポートは必要
で、税理士さん、安くして
という感じです。
私の方だってビジネスしていて
本気で事業を成功させてようとしているんで、
きちんと売上、利益は確保したいのだけど、、、
と思っているのですが、そういう思いはわからないようです。
自分本位なのでしょうか。
余裕がないのでしょうか。
ビジネスって売り手、買い手、双方に
もうけがあって初めて成り立つものですよね
それがなくて、一方に不利益を押し付けて
自分のビジネスを成立させようって、どういうことなの？？
ビジネスって何かわかっている？？
と思います。
普段、私は人に対して、温厚だと思っていますが
さすがに今日は・・・
とそんな一日でした。。。
