公認会計士、税理士です。
先日、売上が伸び悩んでいる会社の社長とお会いしました。
年々、売上が落ちていて困っている、と。
従業員も、自分も士気が上がらない、と。
とても特徴的な会社で、おもしろい商材がたくさんあったので、
インターネットにいろいろアップしているのですか？？、と問うと
何もされていない、とのこと。
ホームページも、
ブログも、
facebookもされていない。
YouTubeとか、メルマガもしていない。
うーん、もったいない。
インターネットは何も使っていないのに、
売上アップのために何も打つ手なし、という表情をされていて、
ちょっと驚きでした。
視野が狭くなっていますね、と思いました。
で、ひとまずfacebookやってみませんか？？
とアドバイスすると、とても喜ばれていました。
そんなこと、いまの税理士さんは何も言ってくれなかった、
それ以外にも売上上げるアドバイスなんて何もしてくれなかった、、、
とのことでした。
税理士業界って、何十年と営業禁止とされていて、
広告を出したり
飛び込み営業したり
みたいな営業はできませんでした。
それが緩和されたのも2002年くらいのこと。
それ以降、ようやく営業を行う税理士さんが出てきたものの、まだまだ少数。
大半の税理士さんは営業の方法さえ知りません。
税理士事務所を出られた税理士さんも同様の方が多いです。
あまり営業を重視してないというか、、、
苦手に思われている方が多いというか、、、
何には営業を軽視されていたり、嫌悪されている方もいらっしゃいました。
うーん、それでいいのか。
一方、取引先である中小企業の社長は
頭の中は大半が「売上」です。
次に資金、そして組織・人、みたいな。
そんなことで社長と話の合わない税理士さんも多いみたいです。
なんかもったいないですよね。
税理士さんって、会社の一番身近にいる専門家と言われていますので、
やはり社長にはいろいろアドバイスできるようになっていないといけないと思います。
税金的なことはもちろんですが、
売上、とか、
資金、とか
組織作り、とか。
それ以外にもいろいろあるのだろうと思います。
お酒だったり、
ゴルフだったり、
車、スポーツ、子どものことなど。
でも、いちばんは売上アップでしょうね。
これに応えられるようになると、税理士さんも価値が増すのだと思います。
私もがんばります。
