昨日(2014/5/25)、夕方、父から連絡があり、
実家で飼っていたネコが
家の前の道路で車にはねられて死んでしまったと聞きました。
今年12歳くらいになるネコで
病気もして、身体も弱くなっていたので、
僕なりに覚悟はしていたのだけれど
こういう形で突然死んでしまうとは思っていなかったので
心的ダメージを受けました。
彼女は生まれたときはのらネコで
いまから12年くらい前の
たぶん生後2~3週間くらいの時に
僕の家に迷い込んできました。
当時はやせ細ってガリガリ
脚には大きな傷があって・・・
そのとき僕は
公認会計士試験にようやく合格して、
就職も決まり、
ほっと一息ついていた頃。
会計士試験の勉強を行っていた時は
・1日16時間勉強
・朝食+おにぎり2個/日
・お金なし、職なし、彼女なし、将来性なし
みたいな状況でした。
精神的に自分を限界まで追い込んで
自分を責めて責めて、
気がおかしくなるくらい勉強していました。
勉強中の精神状況はとても悲惨でした。
その状況と、
子ネコの状況がダブっていたたまれず、
ネコのお世話を始め、
その後、家で飼い始めて、、、
家の来た当初は僕がお世話の担当だったので
一緒にふとんで寝たり・・・
夜、子ネコと一緒に寝ているときに
子ネコが頭を僕の首に載せて寝ていて
僕が苦しくて目が覚めたのも良い思い出です。
ふとんの中で眠る彼女をつぶさないように
寝返りしていたのもなつかしいです。
その後、僕が結婚して家を出て、
ネコのお世話は母にお願いしていたけれど、
たまに家に帰っても、変わらずなついていてくれて
近くもなく、遠くもなく、良い関係を保っていました。
そんな彼女も、昨日、亡くなってしまった。
なつかしい思い出がぱ~、っと思い浮かんで
悲しくなって泣いてしまいました。
苦しくなって、
夕方、外出先から帰ってきた8歳になる娘を
ぎゅぅぅぅぅぅー、と抱きしめたりしましたよ。
娘もなんとなく、
理由はわからないなりに感じるものはあったようです。
そのような悲しみはあるけれども、
あのネコはネコなりに良い時間を過ごせたと思うので良しとします。
こういう最期も あり なのでしょうね。。。
悲しいけど。
心配は母です。
母とネコは良い関係を築けていたので、
母はペットロスになると思います。
うまくフォローしなきゃ。
しかし、死別ってさみしいですね。
この感情は久しぶりです。