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2014年5月27日火曜日

2014/5/27 そして、木になリ、生をつなぐ。

今年は梅雨入りがとても気になる しらいわ です。



なぜかな???



とくに理由はないのですが。。。





















さて、昨日、実家の飼いネコが亡くなりました。


悲しかったけれど、仕方がない。


亡くなってしまったのだから、仕方がない。





彼女は実家で過ごした12年間、幸せだったか、

と考えましたが、幸せだったとしか言えないと思う。



ほぼ死にかけた状態で実家に来て

実家で拾われて育ててもらって、

食事もちゃんともらえたし、

安全で暖かい寝床もあったし

たまに人間にじゃれたり、



外でノラ猫にいじめられて、
追いかけられたりはあったけれど、



総じて幸せだっただろうと思う。




車にはねられてしまったから、

寿命は全うできなかったけれど




それでも十分幸せだったはず。




生存中の幸せ - 寿命を全うできなかった不幸せ




という数式で表したとしても、

十分にプラスすぎるプラスだろう、



と思いました。




そうしたら気持ちが楽になりました。





実家の両親もつらいと思いますが、


ネコを火葬にしてもらって

粉になった骨をもらってきて

庭の木の根元に撒くことにしたそうです。




ネコが好きでよく登っていたカキの木の根元に。




今後、彼女はカキの木に吸収されて

カキの木になるのかもしれないですね。





そういう生き方もいいのかも、と思いました。





生物は死に向かって生きる。


それが生物の宿命だから仕方がない。




それでも、死ぬために生きるわけではない。


生きる理由はもっとほかにある。




だから、寿命を全うしきれなくてもいいのではないか。





生きている間の幸せ - 寿命前に亡くなった不幸せ





が、「正」である限り、その命は幸福だったはず、




それであるならば

早すぎる死を憐れむ必要はないのではないか。



そんな風に思いました。







冷たい雨降る五月の夜、



亡くなってしまったネコの姿を思い浮かべながら。